当院の看護師初期教育事情・・・卒後教育編

今日は新人看護師関連で当院の卒後教育事情を少しお伝えします。

新人看護師、新人医師共に卒後すぐに入職した方には医療人としてはもちろんのこと一般社会人としてのマナーなども卒後教育の中に組み込んでいます。

社会人のマナー的な要素も含まれる

具体的には、電話対応、敬語の使い方、お辞儀の仕方、名刺交換の仕方などでおそらく、一般の社会人ならこのような研修に数日かけるのでしょうが、医師、看護師には専門研修が必須なので、これらの研修は1日半で終了してしまいます。

もっと詳しいことは現場で先輩が教育しているのが現状です。

専門研修は輸液ポンプ・シリンジポンプの使い方、採血の仕方、など看護学校では実習する機会がほとんどないようなものから、基本中の基本である血圧の測り方まで行います。

学生の間では点滴中の患者さんの血圧を測る機会はあまりないので、点滴中、呼吸器装着中など実際の医療現場での患者さんを想定した血圧測定の実習を行います。

また、座学では倫理について、医療安全について、感染対策についてなどがありますが、感染対策の研修では実際に感染対策防護のエプロン、グローブなどを装着し、着脱の練習も実施します。

もちろん、手洗いチェッカーも実践して貰いますが、医師より看護師の方が手洗いチェッカーは成績が良いのは、看護師の感染対策への意識の高さだと看護師目線で勝手な解釈をしています。


医療安全の研修ではKYTを行なって貰います。

KYTは最初は簡単な日常生活中のKYTから始め、次第に例題が難問になり新人看護師と新人医師が共に頭を抱えながら考えています。

この、KYTの題材は当院の教育委員が新人教育用に場面設定し、患者役と看護師役、医師役を決めて、場面状況の実写の写真を撮って教材にしています。

なので、毎年この場面設定は変わり、登場人物も変わるのです。

こうして、約1週間で色々な研修を終えた新人看護師が病棟へ実際に配属されるのは4月11日からです。
この日が本当に楽しみです。

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