労務規定は大丈夫?

自己で収集した情報も転職会社で教えてもらった情報も、結局は自分の目で確かめない限りは分からないもの。


「聞いて極楽、見て地獄」という言葉もあるように、実際に自分の目で見ない限りどんな状況なのかは分かりませんし、情報を教えてくれる人のものの考え方や、意識レベルによってその情報は良くもなり、悪くもなるものです。


恐らく、情報提供者は悪意があるわけではないのですが、知らず知らずのうちにその場のカラーに染まってしまっているので、初めは「これ、おかしくないかな?」と疑問に思っていた事も「まぁ、こんなもんか」と変化してしまうのです。


その代表が、前章などでお話しした医療安全や感染管理の問題です。


みなさん、初めの頃は違和感を覚えながら仕事をしていたはず、しかし、残念なことに人間は楽な方に流れていってしまいます。


医療安全も感染管理も面倒な事をしなければ確立出来ないのです。


 

今回は「労務規定」についてお話しします。



「労務規定」とは


いわゆる、労働基準法が守られているか否かです。


看護師の夜勤については色々と問題が取り沙汰されていますが、労働基準法の36協定が締結されていることがほぼ100%なのでなかなか労働基準法違反にはならないです。


しかし、休憩時間については8時間以上の連続勤務に対し60以上の休憩を取る権利がありますので、全く休憩が取れない時や、二交替の夜勤なのに60分未満しか休憩が取れない場合は違法となりますので、基準監督庁に申し立てを行うことはできます。


ただ、二交替の夜勤で2時間の休憩を約束されているが、1時間の休憩を2回取るのは法律上全く問題ありませんが、心身の疲労は測り知れないでしょう。


36協定はいくらでも残業させて構いません、病院側の都合で何日も連続して働かせても良いですという魔法のような法律ではなく、労働者を守るための法律なので、「これは大丈夫かしら?」と思うことがあれば、基準監督庁に一度問い合わせしてみるのも方法ですね。

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