求人案件としての勤務形態を主張するのはとても大事です。

日本看護協会の教え

日本看護協会は労働環境の改善の推進の章で夜勤・交代制勤務に付いて「看護は24時間、365日患者の生命と安全を守る、社会的意義の大きな、やりがいのある職業であり、夜勤はその中で必要不可欠な業務です。



多くの看護職が当たり前のように従事している夜勤・交代制勤務ですが、勤務間隔、夜勤回数、夜勤拘束時間など、現状では多くの課題があり、それらに伴うリスクも、労働科学の知見で明らかになっています。」以上のように述べられています。


看護師の夜勤事情

夜勤回数に関するデータを紹介すると、交代制勤務を行っている看護職の夜勤回数は二交代では 1 か月に平均 4.6 回の夜勤(50.2%が 5 回以上)を行っていました。



一方、三交代では1 か月に平均 8.5 回の夜勤(43.1%が 9 回以上)を行っています。


その他にも

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 手足の関節痛
  • 腰痛
  • 疲れ目
  • 高血圧
  • 不整脈
  • 月経不順
  • 便通異常
  • 憂鬱感
  • 倦怠感
  • 睡眠障害
  • 慢性的な睡眠不足
  • 胃の調子が悪い
  • 食欲不振

の15項目の内、仮眠時間が「120分未満」の場合をみると、自覚症状が「5 項目以上ある」と回答している割合(29.0%)が「120 分以上」(24.1%)より高くなっています。




もっと、今日ものあるデータをご紹介すると、WHOの専門機関である国際がん研究機関が発表したデーターで発がん性リスクを調べたところ、看護師等の「サーカディアンリズム乱す交代勤務」の従事者は発がん性リスクが2番目に高い「発がん性がおそらくある」というグループに分けられるそうです。



夜勤のリスクについて日々、研究されてきている。

このように、数々のデーターで夜勤のリスクについて研究されているため、看護協会としてもできる限り負担の少ない夜勤の仕方を推奨しています。




看護職のワークライフバランスについて

また、看護職のワークライフバランスについても「日本看護協会は看護職のワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、個人のライフイベントに応じて働き方を選択できる「多様な勤務形態」の普及に取り組んできました。



多様な働き方が実現すれば、これまで辞めざるを得なかった看護職が働き続けられることになります。



様々なライフステージにある看護職が、互いの生活を尊重した環境の中で、仕事と生活を両立させることが可能となります。




データや書面だけではない、現実で見た時のズレ

私たちは、働き方の選択肢が増えることによって、働きやすい環境、専門性を向上する機会が提供され、看護職のワーク・ライフ・バランスが実現されると考えています。」と述べているように、看護師の勤務形態は多種多用であり、色々な勤務携帯を選ぶことが出来るのです。



逆に考えると、生活形態の変化に伴って色々な勤務形態が選べるので働きやすいのです。



しかし、勤務の大半は病棟勤務で、夜勤が必要な職場である事も事実です。



夜勤が出来ないという理由で退職を余儀なくされアルバイトやパート勤務をされている方も少なくありません。



看護師独特の勤務形態の問題がおこっています

前述したように、正規職員以外の働き方もあります。


アルバイトやパート、夜勤専従なっていう働き方もありますが、ご自身のライフスタイルに合わせて選びましょうね。



ご主人の転勤や結婚などで転職をされる場合、また数年で転勤というのであればパートで働くのも良いでしょう。



正規職員になって責任のある立場になると辞めづらくなります。



また、結婚してすぐであれば妊娠の可能性もあり採用後、時間が経ってなければ正規職員であっても産休手当や育児休暇の面で差が出て来ることもありますので、その辺りは職場に直接確認が必要です。


決断をするときです!

さあ、パートで働くか正規職員として働くか決まったところで、パートでも夜勤をされる方もいますし、正規職員でも夜勤をされない方もいますので、夜勤は出来るのか否かはっきりさせましょう。



この夜勤が出来るか否かはかなり大きなポイントとなってきます。


看護師の6割強の方が病院勤務をされています。



また、診療所や介護老人施設など入所施設では夜勤が必要な職場です。




採用する側としては夜勤が出来ない看護師より、夜勤もできる看護師の方が採用しやすいでしょう。



ご主人を含めた家族との兼ね合いもあるでしょう。



実家でも親御さんとの兼ね合いもあるでしょう。



夕方から朝まで、もしくは夕方から夜中までの二交替や三交替の夜勤は出来ないけど、オペ室のようにロングのオペで23時や0時など夜遅くなるのは構わない。



カテ室勤務で月に数回の夜間の呼び出しは大丈夫ですというのもありますよね。




毎月毎月、月に10回もの夜勤までは出来ないけど、都合が良ければ月に数回の呼び出しや居残りは可能というのも、採用する側としては大変助かります。



また、透析専門病院であれば朝6時から夜22時くらいまで1日3クール透析しているところもあります。




早朝から15時くらいまでの勤務や15時暗いから最後の透析が終わる22時くらいまでの勤務など不規則勤務のシフトを組んでいる病院もあります。



全く夜は出られないのか、遅くなるのは構わないか、その辺りの違いで配属部署も変わってきますので自身の対応可能な時間はしっかり考えておきましょうね。



次は夜勤の形態についてです→夜勤の形態について

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