看護師の転職の理由、人間関係が良くない。

看護師には外的ストレスと内的ストレス両方来る


人間がストレスを感じる因子の中には外的ストレスと内的ストレスの2種類あります。



外的ストレスの中には寒暖差やケガ、振動などの物理的刺激と酸素の欠乏や有害物質などの化学的刺激、害虫や寄生虫などの生物的刺激などが含まれます。




内的ストレスの中には転勤や徹夜などの身体的刺激と対人関係や社会生活のひずみなどの心労的刺激があります。



ある調査によると人間がストレスを感じる瞬間のトップ10に6項目もの人間関係によるストレス因子がランクインしていました。




その中には嫁姑問題や夫婦間など身近な人間関係のストレスもあり、仕事関係のストレスの中には上司との確執、後輩指導の行き詰まりなどがランクインしています。




看護師特有の女性だけに起こる人間関係の良くない職場

 

この対人関係問題は看護師に限ったことではないですが、人間関係の良くない職場ってどこにでもありますよね。




私の経験上、看護師は女の世界で人間関係が悪くなると目も当てられないようなことになってきます。



仕事の節々に見られる現場の現状

更衣室で話される内容は、あの人があんなことを言っていた、こんなインシデントを起こしたなど誰かの悪口ばかり。




そして、今日もあの人と一緒に仕事だ、あの人は全然ナースコール取らないなど不平不満が絶えず、仕事効率も良くない。



仕事効率が悪いのに業務改善をすることもなく、早く終わらせようと手抜きをするようになります。



看護師が手抜きをすることは患者さんに影響を及ぼします。



たとえ、それが直接の原因でなくても回りまわって患者さんの生命に関わるような事が起こるかも知れないのです。



再度問いかけたい、何の為に看護師になったのか?

何のために看護師をしているのか本末転倒な話です。



きっと、そんな悪口や不平不満を常に口にしているような看護師では、そこまで考える知識もリスク管理能力もないでしょう。



また、過去の歴史上の有名な武将さんはこういった格言を残しています。



「一生懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る。」




武田信玄さんの格言です。




愚痴や不平不満が多い、また裏で悪口を言われていた事実を知ってしまったけれど、どう接していいか分からないなど・・・



親密な関係、親密な接触をする看護師業界だからこそ、転職を決意される理由No.1が人間関係だったりします。



割れ窓理論と同じ状態です。




雑然とした職場で働いていると行う仕事まで雑になり、自分の能力も下がります。




妥協から生まれる負の連鎖反応

腐ったみかんのように一人でもマイナス方向に引っ張ると人間は楽な事を選択するので、いくらでもマイナスな思考になってしまいます。



  • 「これぐらいで良いか」
  • 「私がやらなくても誰かがやるだろう」
  • 「こんな仕事、私がやらなくても良い」


など他力本願主義がはびこり、そのなかの誰かが犠牲になってたくさんの仕事を背負わされることになります。



また、

  • 「看護師一人ひとりが自分の仕事に対する責任感がない」
  • 「職場内は会話もなく伝達事項もわざと伝えない」
  • 「先輩に質問しても無視される」

など、看護とは全く違うところで心労を感じることにもなり兼ねないです。





こんな心労を感じながら良い看護ができるとは到底思えません。




そのような風潮の仕事場ではいじめ問題が絶えないことが多く常に誰かが標的となり悲しい目に遭っています。




チームの輪、統率が一度崩れると修復にはかなりの労力が・・・

医療はチームで行うものなのに、その中の誰かがいじめられて嫌な思いをしては、その輪もつくる事が出来ません。




風潮というのは恐ろしいもので、その思想はそこにいる人間が変わっても代々受け継がれていくのです。




こんな職場なら自分もその色に染まらないうちに転職した方が良いと考えるのは必然かもしれないです。




看護師を目指したのなら、患者さんに喜んで頂きたいものですよね。




自分が看護師になった初めの志はどんなものでしたか?


きっと

  • 「誰かをいじめよう」
  • 「後輩にいじわるしよう」

なんて思っていた人なんていないはずです。



大半の方が

  • 「患者さんの笑顔が見たい」
  • 「元気になって退院して欲しい」

と思って看護師になったでしょう。





今の悪い風土を変える努力も必要ではありますが、あなた一人で変えるのは難しいでしょう。勿論、どこにいったって、自分の考え方や変えようとする努力は必要ですし、是非とも行って頂きたい。




それならいっそ、転職して職場を変わってしまう方が良いのではないでしょうか。




逃げの転職ではなく、攻める為の転職を

人間関係に悩んでいる時間を悶々と過ごすより、明るい未来に目を向けて転職先を探すことも一つの手段であると私は考えています。




今の職場の風はあなたに合っていますか?




場所が変わると風も変わります。




あなたに合った風があるはずです。




人間関係で悩んでいるなら、転職という選択肢も考えてみても良いかもしれませんね。




合わない風土で仕事をして、自分のポリシーを曲げてでも仕事をしなくてはいけないのなら、自分の能力を維持する為にも新しい環境を見つけてみませんか。




もちろん、今の職場の空気を換えることも必要だと思いますが、そうすることであなたの心的ストレスがもっと大きなものになることだけは避けてくださいね。




患者さんはあなたのような素敵な看護師を待っています。




一人でも多くの患者さんを笑顔にできるように、あなたの活躍できる場を探してみてください。

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