理想と現実のギャップにより転職を考える|看護師の退職と転職の理由

今、この記事を書いているのが6月中旬です。


そろそろ、新人さんの癖が見えたり、傾向が見えたり、苦手なところが分かったりと人間的にも色々なところが目につくようになって来ました。



新人ナースのお話、3ヶ月で大体分かってくる時期

少し私の部署の話をしますね。



今年度は3名の新人さんが配属されました。



1人は営業経験のある脱サラ組の30代の男性。



1人は様々な職業を経験し最終的に看護の道を選び、准看護師を経て看護師になった40代の女性。



最後の1人は衛生看護科を卒業しストレートで看護師になった20代の女の子。



まぁ、三者三様です。



営業経験のある男性看護師はさすが営業経験者。




口が立ちます。



しかし、先輩相手にも口が立つのでそこがちょっと残念なところ。


40代の准看護師経験者の女性はさすがソツない行動ですが准看護師経験が邪魔をしてエビデンスを考えずに行動する癖があります。



ストレートで看護師になった20代の女の子は素直。



絵に書いたような素直さ加減で、見つめられたら恥ずかしくなる暗い真っ直ぐな目をしていて、患者さんのことを本当によく考えています。




たった3ヶ月しか経ってないこの6月にもう三人のキャラクターやパーソナリティがはっきりし、苦手なことが手に取るように分かります。




恐らく、3人とも期待に胸を膨らませ就職してきたことでしょう。




徐々に様々な葛藤が合間見える事になってきます

しかし、同じスタートラインだった3人の差が少しずつ出始め、遅れを感じる人はきっともう、焦り始めているでしょう。




「こんなはずじゃなかった」そう思っているでしょうね。




そう、「こんなはずじゃなかった」このセリフ、頻繁に出てきます。



特にこの世界、甘くはないんです。



そりゃそうですよね。




人様の命を預かっているのですから、そんなに簡単に仕事も覚えられないです。



採血も出来ないです。



血糖測定さえ出来ません。



自分の出来なさ加減にがっかりするでしょう。



それは仕方のないことなのですが、理想があまりにも大きいことで「理想と現実のギャップ」が生じてきます。





皆さんは看護学生の時に理想の看護師像を書いたことはありませんか?



「私はこんな看護師になりたい」という作文です。



私の看護学校の頃のクラスメートの書いた文集のような物を見てみると

  • 「相手の立場に立って考えられる看護師になりたい」
  • 「自分自身の姿が患者さんに安心感を持って頂ける存在の看護師になりたい」
  • 「思いやりがあり、気が利き、どのようなことにも笑顔で対応出来る看護師になりたい」
  • 「患者さんによく話かけ、正確で無駄のない動きの出来る看護師になりたい」
  • 「冷静に判断ができ信頼してもらえる看護師になりたい」



などなど、色々な理想の看護師像が書かれていました。





これら全て本当に仕事のよくできる素晴らしい看護師であると思います。信頼され、仕事もよくできる。




素晴らしい看護師像ですが、看護師になって数ヶ月でこんな素敵な看護師になれるでしょうか。



残念ながら、私もまだそんな看護師になれているとは思っていません。



今、40代となりましたが、まだまだこんな素敵な看護師には慣れていないと思います。





看護師だけでなく、何の仕事であってもゴールなんてないと思っています。




まるで精神論的な話になってきましたが、看護師という仕事は人を相手にしている仕事なので毎日が変化しています。





同じことを言われ、同じ対応をしたとしても、患者さんの反応は違います。




患者さん一人ひとりに違った対応が求められます。



看護師になって数ヶ月では、そこまで考えられないですよね。




だから、理想と現実が違うと悩んだり、幻滅することはないのです。



ギャップはあって当たり前と思ってください。




しかし、やはり理想というものはあります。




自分がどんな看護師になりたいかという思いも大切ですが、理想の先輩像もありますよね。




こんな先輩に教えて貰えたら嬉しいな、こんな優しい先輩がいたら仕事も楽しいだろうなど、先輩に対する理想がありますよね。


そんな先輩に対する理想は儚く砕けやすいのが現状です。



皆さん、悪い人ではないのです。



看護師を志した方たちばかりなので、良い人がたくさんいらっしゃるのですが、人生経験を重ねると紆余曲折があり、時々後輩に意地悪をする先輩もいらっしゃいます。




実際、私もそんな先輩にいじめられたことがあります。




その先輩は失敗して学ぶことが常識だと言って何のフォローもしてくれない人で、上司からフォローするよう指示されても全く無視するような方でした。




まだ、初々しかった頃にそのようなことをされ、本当に辛い思いをして、何度も辞めようかと思いましたが他の優しい先輩に励まされ続けることができたように思います。





看護師の世界だけでなく意地悪な人はたくさんいるので、それくらいで辞める必要はないように感じますが、期待に胸ふくらませている頃は、それがとても大きな問題のように感じます。




せっかく就職したのに勿体無いように思えますが、あまりにも辛いようなら退職しても良いかもしれませんね。



次の記事は少し内容が変わり、転職のタイミング編に変わります。

年末・年度末などキリの良いタイミングです。→年末・年度末などキリの良いタイミングです。

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